社内専用AI環境
社内のデータにつながるAIを、使った分だけ
AIツールを入れても使われない一番の理由は、仕事で使うデータに届かないことです。社内専用AI環境は、ChatGPTのような画面を御社の管理下に置き、各社のAIに使った分だけの料金でつなぎます。そのうえでCRMなどの業務ツールにMCPで接続し、「今月の商談を一覧にして」「この顧客への提案書の下書きを作って」といった指示を、社内のデータで答えられるようにします。最初は10名ほど・読み取りだけで小さく試します。
こんな状態になっていませんか
- 全社でAIツールを契約したが、CRMや社内システムのデータを使えないので結局使われていない
- 月額固定の社内チャットAIは、上限に合わせるために回答の質が抑えられている
- 一部の社員が個人で有料のAIを契約していて、会社として何を入れているか把握できない
- CRMのデータを使いたいたびに、CSVを書き出して手で加工している
- Copilot の上位版や連携ツールは、全員分を契約すると高すぎる
- 社外にデータが出ないこと、権限を越えた操作ができないことを、まず確かめたい
つくるもの
ChatGPTのような画面を社内に
オープンソースのチャット基盤を御社の管理するクラウドか社内サーバーに置きます。Claude・GPT・Gemini などを用途に合わせて切り替えられます。
業務ツールにMCPでつなぐ
CRM・グループウェア・タスク管理などにMCP(AIが外部ツールを使うための仕組み)でつなぎます。公式の接続が無いものは、APIがあれば作ります。
まずは読み取りだけ
最初は読み取り専用の権限で接続します。「ステージを勝手に進められないか」といった心配は、そもそも書き込めない設定にして解消します。
社内のアカウントでログイン
Microsoft や Google のアカウントでのシングルサインオンに対応し、退職者のアクセスも社内のID管理で止まるようにします。
利用上限とログ
1人あたり・部署あたりの利用上限を決め、誰がどれだけ使ったかを記録します。上限を変えながら、費用と効果を比べられます。
使い方を広げる
社内でうまく使えている人のやり方を集め、他の人も使えるようにします。業務に合わせた研修も別途ご用意できます。
月額のAIツールとの違い
| 1人あたり月額のAIツール | 社内専用AI環境 | |
|---|---|---|
| 料金 | 使わない人にも同じ月額がかかる | 使った分だけ。上限を決められる |
| 社内データへの接続 | 上位版や別ツールが必要なことが多い | MCPで業務ツールに直接つなぐ |
| 使えるAI | 提供会社のモデルに限られる | Claude・GPT・Gemini などを切り替えられる |
| 置き場所とログ | 提供会社の環境 | 御社の管理する環境 |
| 始めるまでの手間 | 契約すればすぐ使える | 準備と構築に1か月ほど |
※ すでに法人向けのAIツールをお使いの場合は、併用する前提で設計することもできます。
進め方
準備(2週間ほど)
アンケートで今のAIの使い方と「やりたいけれどできなかったこと」を集め、つなぐツールと対象の10名ほどを決めます。社内ガイドラインとの整合もここで確認します。
構築(2〜3週間)
画面・ログイン・利用上限・ログ・業務ツールへの読み取り接続・セキュリティ設定を整えます。時間がかかるのはセキュリティ設定の方です。
試行(2か月)
10名ほどで使い、週ごとに使い方を共有します。既存の社内チャットAIと同じ上限額を設定して、費用と効果を比べます。
広げるかを決める
対象を広げるか、書き込みの許可や社内文書の検索(RAG)に進むかを、試行の数字で決めます。
費用の考え方
費用は「構築」と「利用料」に分かれます。構築は、つなぐツールの数とセキュリティの要件で変わるため個別にお見積もりします。利用料はAIの提供会社への従量課金で、御社から直接お支払いいただく形にもできます。試行の2か月で1人あたりの利用料の実額が分かるので、広げるかどうかはその数字で判断できます。
関連サービス
料金の目安
表示価格は税抜きの目安です。範囲・外部連携・リリース後の運用体制で変わります。正式なお見積もりは無料です。
関連する実績
このサービスに近いプロジェクトです。課題・担当範囲・技術構成を記載したものから順に並べています。
社内専用AI環境
Microsoft Copilot や ChatGPT の法人プランとは何が違いますか。
法人プランは1人あたりの月額で契約するため、使う人と使わない人の差が費用に反映されません。また社内のCRMや独自システムにつなぐには、上位版や別のツールが必要になることが多くあります。社内専用AI環境は使った分だけの料金で、つなぐ先も御社に合わせて決められます。すでに法人プランをお使いの場合は、併用する前提で設計することもできます。
データは社外に出ませんか。
画面とログは御社の管理する環境に置きます。AIの回答を作るために質問内容はAIの提供会社へ送られますが、入力内容が学習に使われない法人向けの契約・設定でつなぎます。どのデータをどこまで扱ってよいかは、試行の前に社内ガイドラインと照らして決めます。
費用はどのくらいかかりますか。
構築は、つなぐツールの数とセキュリティの要件で変わるため、個別にお見積もりします。10名ほどの試行から始める場合が多く、大きな初期投資にはなりません。利用料はAIの提供会社への従量課金で、御社から直接お支払いいただく形にもできます。
どのツールにつなげますか。
MCPの公式の接続が提供されているツール(CRM・グループウェア・タスク管理など)は、そのまま使えることが多いです。公式の接続が無くてもAPIが公開されていれば作ることができます。まずはご利用中のツールをお知らせください。
AIが勝手にデータを書き換えることはありませんか。
試行は読み取り専用の権限で行います。書き込みが必要になった場合も、操作できる範囲を絞った専用の権限を用意し、管理側で制限をかけます。
社員が使えるようになるか不安です。
試行の間は週ごとに使い方を共有し、うまく使えている人のやり方を他の人に広げます。業務に合わせた研修を別途ご用意することもできます。


